【宅建士、行政書士試験対応版】ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 民法総則編 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))

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【宅建士、行政書士試験対応版】ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 民法総則編 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))


●宅建士試験、行政書士試験の合否は条文と判例の知識の量で決まる。絶対に合格したければ、すべての条文と判例を頭に叩き込め!
会話文形式で、民法の第一条から第千四十四条まですらすら読めて、司法書士試験入門レベルの知識が身につく画期的なテキストが登場!


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説は、『会話文形式で、民法の第一条から第千四十四条まで、すらすら読めるテキスト』です。

難化する一方の宅建士試験、行政書士試験を攻略するためのポイントは、試験科目の条文と判例を徹底的に読み込むことです。
条文と判例の知識の量によって宅建士試験、行政書士試験の合否が左右されると言っても過言ではありません。

とは言え、判例六法等で、民法の第一条から読み込んでいくのは、きついものがあります。
このテキストは、会話文形式で、民法の第一条から第千四十四条まで学ぶことができます。条文を一通り読むと同時に、重要な判例知識を学ぶことができます。

入門書ではありません。宅建士試験、行政書士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、司法試験レベルの内容も含んでいます。

民法は、条文と条文が有機的に絡み合っており、個々の条文の意味が理解できていないと、理解できません。このテキストでは、第一条から順にみていくと同時に、個々の条文がどのような関係でつながっているのかを詳細に解説しています。

学説の対立のある論点については、主要な学説に軽く触れています。宅建士試験では、学説まで知る必要はありませんが、行政書士試験、司法書士試験、司法試験等に挑戦する場合は必須の知識になります。

いずれ勉強しなければならないのなら、今のうちに、勉強しておきましょう。


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説のレベルは、『司法書士試験の民法を8割理解できる内容』です。

このテキストを一通り理解すれば、宅建士試験、行政書士試験に楽々合格できるのはもちろん、公務員試験等、民法が試験科目となっている他の試験にも、合格できるだけの実力が身につきます。

法学部で勉強している方が大学四年間で学ぶ民法のレベルを凌駕する内容となっています。このシリーズをマスターすれば、法学部出身者よりも民法に詳しくなります。

宅建士試験、行政書士試験のテキストを一通り終えているものの、民法に苦手意識がある方は、このテキストを一通り読みこんでください。民法が得意科目になること請け合いです。

このテキストは、宅建士試験レベルの民法を一通り勉強していることを前提に話が進みます。そのため、初心者がいきなりこのテキストを読んでも理解することは難しいです。

まずは、一般的な宅建士試験用のテキストで勉強してください。その後で、さらに実力を高めたい方が読むのに最適な内容となっています。(ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズがおススメ!)

高度な内容でありながら、会話文形式で書かれているため、小説を読む感覚で、すらすらと読み進めることができます。

一般的な民法の解説書や判例六法等を読んでいると眠くなって頭に入らないという悩みを抱えている方も多いと思います。

でも、小説ならば、眠くならずに、すらすら読めるのでは?


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 あらすじ

ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズに引き続き、宅本建太郎&桜咲胡桃のコンビが登場。
建太郎は、司法書士の胡桃の指導を受けながら、ハイレベルの民法知識を身につけていく。

・主な登場人物

宅本建太郎
桜咲司法書士事務所補助者。宅建資格の勉強中。ひょんなことから伯父不動産王 宅本健一の莫大な遺産を相続することになる。『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の二代目会長兼社長に就任。

桜咲胡桃
宅建士。司法書士。桜咲司法書士事務所所長。宅本建太郎の上司にして恋人。元アイドルで可愛い顔立ちに、小柄ながらもB90 W60 H86と素晴らしいボディの持ち主。


●民法改正への対応について
このテキストはいわゆる債権法分野の改正には対応していません。
平成29年現在施行されている、現行民法の条文を基にした解説書となっています。
改正法は現行法の問題点や矛盾を正すために制定されるものです。ですから、現行法を理解することで、改正法もより深く理解できます。
まずは、現行法から勉強しましょう。
※民法改正対応版は別途公開する予定です。


●冒頭部抜粋

【宅建士、行政書士試験対応版】
  ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 民法総則編

                          大滝七夕

「それじゃあ、民法条文 逐条解説 民法総則編の勉強を始めるわよ」
 桜咲胡桃の言葉に宅本建太郎は、六法書を開いた。
「なあ。宅建士試験のために、六法書まで読む必要ないだろ?」
「そんなことないわよ。宅建士試験の過去問は勉強したわよね?」
「もちろん」
「それなら、問題文を読んでいると、条文そのままの出題になっていたり、条文の一部を改変して問題文が作られていることが多いことに気づかないかしら?」
「確かに、そういう問題も多いな」
「だからこそ、条文は、一通り、目を通しておくべきなのよ」
「つまり、条文を頭に叩き込んでおけば、問題文を一読しただけで、おかしいと気づくということか?」
「そうよ。結局のところ、宅建士試験の合否を分けるのは、条文の知識の量なのよ。加えて、権利関係科目の場合は、主要な判例を覚えることね」
「今回は、条文をざっと確認すると同時に判例も読み込んでいくわけだな」
「一般的な宅建士試験用テキストのレベルを超える内容になるけど、司法書士試験へのステップアップを狙っているなら、ぜひとも押さえておきたい事柄ばかりよ」
「司法書士試験レベルの勉強までやる必要ないじゃん」
「でも、このレベルの勉強をすれば、宅建士試験レベルの民法はすらすら解けるようになるわよ。それに実務では、司法書士試験レベルの知識も求められるんだから、今のうちに、勉強した方がいいわよ」

第一編 総則
第一章 通則
(基本原則)
第一条  私権は、公共の福祉に適合しなければならない。
2  権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。
3  権利の濫用は、これを許さない。

(解釈の基準)
第二条  この法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等を旨として、解釈しなければならない。

「まず、民法の三つの指導原則って知っているかしら?」
「ええっと……。まず、どんな契約を結んでもいい。それに、個人の所有権は、絶対的なものだということと、損害賠償責任を負うのは故意や過失があった場合だけという話じゃなかった?」
「そうよ。
 1、所有権絶対の原則
 所有権は、絶対的な権利で、時効にかかることもないし、他の人に侵害されることもないという意味ね。
 2、契約自由の原則
 どんな契約を結ぼうとも、当事者の自由だということね。価値のない原野について、一億で売買契約を結んだって、いいわけよ。
 3、過失責任の原則
 そして、相手から、損害賠償責任を追及されるのは、故意や過失があった場合だけということね」
「OK」
「ただ、この三つの原則を突き詰めると不都合が生じるのは分かるかしら?」
「うん。要するにルールがないようなものだから、ずる賢い人が有利になるし、みんなのために協力してくれと頼まれても、個人の都合を優先して、無視していいことになる」
「そこで第一条が出てくるわけね」
「私人の権利でも制約を受けることがあるということだな。
 1項で公共の福祉に反する内容や行為は効力が生じないことになるし、2項によって、信義誠実の原則が求められているし、3項で、権利の濫用が禁止されている」
「それから、二条の意味も分かるわね」
「うん。憲法にも同じような条文があったよな」
「あったわ。次の条文ね」

憲法
第十三条  すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第十四条  すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
○2  華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
○3  栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

第二十四条  婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
○2  配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

「つまり、民法は憲法の精神に則って解釈されるべきだということを規定している条文なのよ」

 ※

第二章 人
第一節 権利能力
第三条  私権の享有は、出生に始まる。
2  外国人は、法令又は条約の規定により禁止される場合を除き、私権を享有する。

「私権、つまり、権利能力は、自然人ならば誰しも有しているものだわ。権利能力って何かしら?」
「権利を得て、義務を負う能力のこと。例えば、土地建物を所有する権利は、成年被後見人や未成年者だろうとも、有している。憲法第十四条を受けて、宣明しているんだよな」
「ここで考えたいのは、権利能力の始期と終期よ。次の問題を考えてみてね」

 1、胎児は母体に宿った時から、権利能力を有する。
 2、胎児は、出生後、出生届が為されることによって、権利能力を取得する。
 3、当事者の契約により、権利能力を制限することができる。
 4、後見開始の審判を受けた者は、これによって、権利能力を喪失する。

「正しい文章はあるかしら?」


●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
新潟県村上市出身。『大滝七夕』は、ネット小説・著作限定のペンネームで本名や作家名ではない。
法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、卒業後は、都内の行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンスを中心に、ファンタジーや武侠小説などを執筆。
行政書士としては、開業以来、十数年以上にわたり、建設業、宅建業の後継者問題、事業承継を専門的に手掛けている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


●続きはこちらで →ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験 民法逐条解説 民法総則編 (ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズ) (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))




資格試験に独学で合格している人はいない

「建太郎。このお題を見てどう思う?」
 と桜咲胡桃が問いかけてきた。考えるまでもなく、宅本建太郎は即答した。
「そんなはずないだろ。俺みたいに頭の悪い奴は、もちろん、独学でなんて無理だけど、胡桃みたいな天才は、独学でも合格できるじゃん」
「あら。私は天才なんかじゃないわ。学校の成績だって大してよくなかったし、大学だって中堅のところを出ているに過ぎないわ」
「うーん。でも、胡桃が、資格スクールとかで勉強している姿は想像できないよ。テキストと過去問をササッとやって、本試験日にしれっと試験会場に座っていて、あっさり合格してしまうイメージだけど。そういえば、アイドルが試験会場にいたら、周りの受験生が動揺するよな?」
「あら、私が司法書士試験を受けた時は、既にアイドルとして名前が知られていたけど、周りの受験生にバレなかったわ」
「えっ?マジで!だって、胡桃はTKB59のセンターだったじゃん」
「受験生はみんな真剣なのよ。周りに誰が座っていようと、気にするはずがないでしょ」
「うーん。そんなものかな?」
「芸能人が隣に座っているくらいで動揺するようでは、真剣さが足りないのよ!真剣にやりなさい!」
 胡桃にピシャリと言われて、建太郎はピクッと背筋を伸ばした。
「はい!分かりました!くるみん先生!」
「それで、お題の話だけど、私だって、独学で合格したとは言えないのよ」
「えっ?でも、胡桃は、女子大生と現役アイドルをやる傍ら、独学でFP、宅建士、行政書士、司法書士に合格したじゃん」
「資格スクールに出入りしているところは見られていないから、独学で合格したと思われるのも仕方ないわ。でも、私だって、司法書士試験は、資格スクールの講座で勉強しているのよ」
「あっ。通信講座か。どこに行くにしてもノートパソコンを持ち込んで、移動中の時間とか、楽屋で待機している時間にコツコツ勉強していたんだよな?」
「そうよ。講義は倍速で視聴していたから、時間を大幅に節約することができたわ。資格スクールに通いながら、勉強していたのでは、未だに司法書士試験には合格できていなかったと思うわ」
「とりあえず、司法書士は、通信講座を利用したにしても、FP、宅建士、行政書士は通信講座さえ利用しないで、完全に独学で合格したんだよね?」
「通信講座は利用していないわ。でも、独学で合格したとは言えないわ」
「どうして?」
「だって、独学で勉強するにしても、利用した教材は、大手資格スクールのものなのよ。テキストも過去問も予想問題も全部ね。それに、模擬試験や答案練習――答練は、受けているわ」
「へえ……。模擬試験とか答練を受けているんだ?大手資格スクールで開催しているやつだよね?」
「そうよ。本気で合格を狙っている受験生は、独学でも大手資格スクールの模擬試験とか答練は受けているものよ。大手資格スクールの模擬試験とか答練は本試験での的中率が高いわ。知っているのと知らないのとでは、本試験での正答率が違ってくるし、一点、二点で合否が左右される資格試験では、かなり不利になってしまうのよ」
「模擬試験とか答練って重要なんだ?」
「一番重要なことよ。できれば、大手資格スクールの模擬試験、答練は全部受けるべきなのよ。大手資格スクールをはしごすべきよ」
「うーん。お金がかかるなあ……」
「投資よ。自分に対する投資をケチってはだめよ」
「そうだよな。『自分に対する投資をケチらない』胡桃もそうやって、勝ち抜いてきたんだよな。アイドルとしても、資格試験の受験生としても、それに、開業者としても」

「話を戻すわ。私がFP、宅建士、行政書士に独学で合格したのはどうしてだと思う?」 「それは、胡桃が頭いいからだよ。胡桃は自分のことを平凡と思っているかもしれないけど、本当の凡人の俺から見れば、やっぱり頭いいなって思うよ」
「ブー!不正解」
「うん?どうして?」
「私が、独学で合格できたのは、大学の授業をしっかりと受けていたからです」
「あっ。胡桃は法学部だったんだよな。だから、宅建試験とか行政書士試験レベルならば、大学の授業をしっかりやれば、合格できると」
「そうよ。もしも、私が別の学部に通っていて、法律のことをまるで知らなかったら、さすがに、行政書士試験には、独学で合格することはできなかったと思うわ」
「『法律系の入門資格!簡単!独学で合格できる!』なんて言われているけど、実際、本試験問題を見てみると、めちゃめちゃ難しいもんな。行政書士試験は。宅建試験みたいなクイズ的な問題が出されることはまずない。法律の素人が独学で合格できるはずがないと、俺でも分かるよ」
「そうね。要するに何が言いたいかと言うと、資格試験の講座を利用しないで独学で合格した人は、本当に、何も知らない状態から合格したわけではなく、どこかで勉強していて、予備知識がある場合がほとんどだということよ」 「例えば、大学の授業とかだね」
「そうよ。それに、実務に関わっているとかね。白紙の状態から、完全に独学で合格したのならば、それこそ、本当の天才よ。百年に一人の天才と言われてもよいと思うわ」
「胡桃も、百年に一人の美少女だもんな」
「ねえ。私のことを煽てているの?」
「うん?本当のことを言っただけだけど?」
「私のことを煽てれば、やらせてもらえるとか考えているんでしょ!『建太郎。好きよ……』とか、べたべたしてもらえるとか考えているでしょ!」
「そんなこと考えてねえ!」



なぜ、資格スクールで勉強するのか?

 建太郎は、資格スクールのパンフレットの山を前にして溜息を漏らした。
「で、大手資格スクールの講座を選ぶにしても、たくさんあり過ぎで、どれがいいか分からないんだよね」
「とりあえず、資料を取り寄せて気に入ったのを選べばいいということになるけど、パンフレットなんて、どれも、都合の良いことしか書かれていないのよね。だから、鵜呑みにはできないわ」
「だよな」
「講座の質に関しては大して違いがないと思うのよね。大きく違ってくるのは、やっぱり、『模擬試験とか答練』よ」
「うん?」
「資格スクールの講座を利用する目的は何だと思う?」
「そりゃ……。資格試験に合格するためだろ?」
「そんな漠然とした目的で資格スクールの講座に申し込むのでは、お金をどぶに捨てるようなものよ。もっと突き詰めて考えなきゃ」
「えっ?じゃあ何のためなんだ?」
「資格スクールの講座では、テキストを元にして講義が行われるわけでしょ」
「うん。そうだな。講師がテキストに沿って、板書したり詳しい解説をしたりするんだよな」
「つまり、テキストの内容を解説するのが資格スクールの講座よね」
「うん」
「ということは、講師の話を聞かなくても、独力でテキストが読めるならば、講義なんて聴かなくてもいいのよ。私たちが出ている『ライトノベル小説で学ぶ基本テキスト』のシリーズを読むだけでも十分よ」
「うん。まあ、そりゃそうだな」
 さり気ない宣伝だよなと、建太郎は思わず、クスッと笑ってしまう。すると胡桃は、眉間にしわを寄せながら、
「何、ニヤニヤしているのよ!重要な話よ。たまに、こう考える人がいるわ。
『高いお金を払って資格スクールに通って、講義を聴いていさえすれば、どんな難しい資格試験でも合格できる』
 まさか、建太郎はそうは考えていないわよね?」
「えっ……。違うの?」
 建太郎が目を丸くすると、胡桃は、たちまち、頬を膨らませた。
「資格スクールの講座は、小学生向けのものではないのよ。講師が生徒一人一人に寄り添って、手取り足取り構ってくれるわけではないわ。講義を聴く傍らで、自主的に勉強することが前提なのよ」
「えっ?そうなの?資格スクールに通っているだけではだめなのか?」
「当然よ。何が必要は分かるでしょ?」
「過去問を解くこととかか?」
「そうよ。問題演習ね。資格スクールの普通の講義では、テキストを解説するだけで、問題の解き方とかを解説しているわけではないのよ」
「問題の解き方とかを教えてくれるのが、答練――答案練習だというわけか?」
「答練にしても、既に過去問を解いていることを前提にして話が進められて行くものよ」
「ということは、講義を聴く傍らで、過去問の勉強も並行してやらなきゃダメだということか」
「そうよ。資格スクールの普通の講義を聴いているだけで、過去問は一切やっていませんと言うのでは合格できる訳がないわ」
「講義を聴くだけでも時間が取られるのにその上、過去問もやるなんて大変だよな。過去問は、どれくらいやればいいんだろう?」
「過去問は、暗記するものです」
「はあ……?」
「何度も何度もやり込んで、暗記してしまうべきものよ」
「問題も答えも暗記しろってか?」
「そうよ。解説もね」
「答えを覚えてしまったら、問題演習にならないじゃん?」
「過去問は問題演習のためにやるものではないわ。本試験の出題傾向とかパターンを記憶するためのものよ。問題演習は、模擬試験とか答練でやるものなのよ」
「だから、胡桃は、『模擬試験とか答練』を重視するんだね」
「そうよ。普通の講義がメインで『模擬試験とか答練』は金魚のふんみたいにおまけでついているような講座は論外だわ」
「そうなると、やっぱり、大手スクールの講座から選べってことか?」
「そういうことになるわね。自分に対する投資をケチってはだめよ」



通信講座で資格試験の勉強をするメリット

今から資格試験の勉強をするなら通信講座がおすすめです。
資格のスクールが近くにあるという方でも、通信講座で勉強したほうがいいと思います。スクールに通うことと比べて、メリットが大きいからです。
通信講座で勉強するメリットは以下の3つ。

1、どこでも勉強できる
ノートパソコンで講義を聴くならば、自宅はもちろんですが、会社や大学などでも休み時間とかに講義を聴くこともできますね。隙間時間を活用できるので、時間がない人でも勉強できます。
スクールに通うと勉強時間が決められてしまうので、その分大変です。

2、何度でも勉強できる
講義って、一度聴いたら、それでOKって思っていませんか?初めて法律の勉強をするなら、一度だけ聞いただけでは頭に入らないですよ。繰り返し何度も聴く必要があります。
通信講座なら何度でも聴き直せますが、スクールに通うと、基本的に一回しか聞けないので、損ですよ。

3、好みのスピードで勉強できる
パソコンの動画で講義を聴く場合は、倍速にして講義を聴くこともできます。そうすることで、勉強時間を短縮できてしまうんです。
スクールに通う場合は、勉強時間の短縮は出来ませんから、通信講座に比べて損ですね。

というわけで、私は、通信講座で勉強することを強くお薦めしています。


通信講座は講義、テキスト、過去問、模擬試験の4つをチェックして選ぼう

通信講座を選ぶ際は、講義、テキスト、過去問、模擬試験をチェックしましょう。

1、講義
分かりやすい講義かどうかが重要です。大手のスクールでは、公式サイトで講義のサンプル動画が見られますから、申し込む前にチェックしましょう。また、講師の評判を手がかりに選ぶのもよいでしょう。有名な講師にこだわる必要はありません。大手のスクールならば、名前が知られていない講師でも、分かりやすい講義を行う講師が多いです。

2、テキスト
テキストは、分かりやすさと、合格に必要な情報がしっかり網羅されているかどうかがポイントです。あまりに薄すぎてもだめですが、分厚すぎても消化不良で、合格が遠のいてしまうことになりますから要注意。

3、過去問
過去問は、単にクイズ感覚で解いていくものではなくて、解説を読むことが大切です。問題の正否だけでなく、根拠となる条文や判例、さらに、関連する論点も述べられていることが望ましいです。

4、模擬試験・答練
模擬試験・答練は、必須です。過去問以外の問題を解くという意味でも大切ですし、本試験と同じ条件の下で取り組み、時間配分などを確認することも重要です。できれば、自宅受験ではなく、スクールの校舎に通って受験することが望ましいです。

資格スクールの中でも、実績が十分にあるスクールを厳選して紹介しています。スクール選びの参考にしてください。


迷ったら、LECを選んでおこう


LEC東京リーガルマインドは、法律会計資格関係のスクールとして最大手の学校の1つです。資格試験合格のための講座、教材(テキスト、過去問)、模擬試験がすべて完璧にそろっています。
どのスクールで勉強したらいいか迷っているが、最高の講座を受けたいと考えているのでしたら、LECを選択しておけば間違いありません。
公式サイトでは、講義のサンプル動画なども見られますから、受講前に一度参考にしてみてください。




クレアールは、資格試験合格のために本当に必要なことを取捨選択し、徹底的に叩き込んでいくという特色のスクールです。合格に必要なことだけを徹底的にやるという点については、どのスクールでも同じですが、クレアールほど徹底している学校は他にないと思います。
特に、一通り勉強したけど、なかなか合格できないベテラン受験生の方はクレアールで再度勉強しなおしてみるのもいいかもしれません。
資格★合格クレアール
バリュープライスで資格試験の合格を目指せる映像講義




伊藤塾は、司法試験、司法書士試験、行政書士試験、公務員試験に強い資格スクール。伊藤真試験対策講座(通称シケタイ)の著者として知られている伊藤真氏が塾長です。
効率的に試験合格を狙えることはもちろんですが、それだけにとどまらず、合格後も実務で活躍できる法律知識を身につけることができます。
法律について深く学びたいという方にはお薦めのスクールです。
法律資格・公務員試験のスクール【伊藤塾】




通信教育のフォーサイト は通信講座に特化した新しいタイプの資格スクールです。
やはり、大手のスクールに比べると、受講料が安いです。ただ安いだけでは不安ですが、フォーサイトは、通信講座に特化することで余計なコストがかからないため、大手に比べて、安い価格で講義を提供できているとのこと。
中堅資格の場合、独学はきついけど、大手のスクールに通うのは大げさすぎると感じる方も多いと思います。そんな方は、フォーサイトのような通信講座に特化したスクールを利用するのがちょうどいいです。
講義内容も大手のスクールと遜色ないですから利用しないのはもったいない!




資格スクエアはITを屈指した新しいタイプの資格スクールです。
予備校や通信教育、Eラーニングとは少し違ったタイプの資格スクールで、特許取得済みの「資格スクエアクラウド」と「脳科学ラーニング」による革新的学習システムを利用して勉強するとのこと。資格スクエアクラウドというのは、合格者の思考方法を見える化して、その思考を真似て勉強しようというもの。脳科学ラーニングは、脳科学の最新の研究を反映させた教材で、反復して勉強しようというもの。資格試験の勉強方法を一新させてくれそうな新進気鋭の資格スクールです。
合格者のビッグデータに乗れ!【資格スクエア】の学習システム!



テレビの情報番組を見る感覚で資格試験の講義を視聴できるというコンセプトの通勤講座 。通信ではありません。通勤です。通勤時間を利用して勉強できるという意味も含んでいるんですね。
司法書士試験のような難易度の高い資格試験ですら、スマホで手軽に学習できる構成の講座と教材になっています。いつでも携帯しているスマホを利用して、短時間で効率よく勉強したい方にはお勧めです。